海事代理士試験-どーする?民法

海事代理士試験

法律系の資格に出題される場合、その試験において、かなりのウェイトを占め重要度が高くなっていますが・・
海事代理士試験においても出題されますが、240点中10点の配点で、この試験にいては、重要度は、高くありません。

すでに、勉強済みの方々には、特に問題がないと思いますので、以下を読む必要はありません。

初めて民法を勉強する方々へ


私的自治の原則

民法の大原則になりますが、『私人間の法律関係(権利・義務)を成立させることは、一切個人の自主的な決定にまかせ、国家がこれに干渉してなならない。』というものです。

私人間の法律関係とは、普段、我々が行っていることです。
会社員(雇用契約)で、通勤にバスや電車に乗ったり(運送約款)、コンビニで弁当買ったり(売買契約)、キャバクラ行ったり(売買契約など)・・様々です。
これらに、いちいち国家が、介入することはなく、『あなたは、□□商事で働きなさい。』、『あなたは、〇〇線を使って通勤しなさい。』、『JRに乗っちゃダメ』、『コンビニは、ローソンで』、『キャバクラでは、〇〇ちゃんを指名しなさい。』とか、決定されることはありません。
我々は、自主的に決定しています。

民法の基本的な考え方

私的自治の原則を簡単に言うと、以下になります。
(勉強する際に念頭に置いてください、)

原則

結果が思い通りにならなかったとしても、それは自分で判断したことなので、その責任は自分ということになります。

例外

自分で判断できない人、自分でできない人、できるけど、ちょっと心許ない人、できる状態なのに、やらないorできない人等がいるため、本人やその相手方を保護する規定があります。
また、結果が思い通りにならなかった責任が、第三者にある場合は、本人を保護する規定もあります。

試験対策

1冊は民法の書籍を読むべきだと思います。
ただし、司法試験を受験するような方々が読む基本書ではなく、比較的薄い入門書がいいいと思います。

おすすめ

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最後に

海事代理士試験に合格後に他の法律系の資格を受験せず、開業を考えている場合は、民法をしっかりと理解していないといけないので、一度はガッツリと勉強しないといけませんね。

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